大山崎町バリアフリー基本構想についてのパブリックコメント

大山崎町バリアフリー基本構想についてのパブリックコメント

大山崎町は、平成20年3月に大山崎町バリアフリー基本構想を策定しました。
大山崎町バリアフリー基本構想を策定するにあたり、平成20年2月15日~3月14日の期間に、次の方法により大山崎町バリアフリー基本構想(素案)を公開し、パブリックコメント(意見募集)を行いました。

大山崎町バリアフリー基本構想(素案)の公開方法

  1. 町のホームページでの公開及び町の各施設への配置による閲覧
  2. 第二回町民懇話会(平成20年3月4日実施)参加者への素案の配布及び町からの資料説明

意見の提出方法

  1. 提出者の住所、氏名、電話番号を明記した意見書を、役場3階政策推進室政策企画グループに持参、郵送、ファクシミリ(ファックス)又は電子メール(Eメール)で提出
  2. 第二回町民懇話会における意見交換中の発言

皆さんからいただいたご意見とそれに対する町の考え方をまとめましたのでご覧ください。

公開方法1による意見提出

1.意見の概要
阪急大山崎駅とJR山崎駅に20人乗り通り抜けエレベーターを設置してほしい。

町の考え方
阪急大山崎駅に設置するエレベーターの仕様につきましては、設置場所・スペースによる制約上、20人乗りの大型エレベーターを設置することは困難であると認識しております。
通り抜け型のエレベーターについては、他駅でも導入がなされていることから、今後の計画の具体化の際に事業者に確認する等、協議を行って参ります。
なお、JR山崎駅におきましては、町として橋上化を含めた整備案を検討中です。

意見の概要
JR山崎駅はホームの上に改札口を移動せずに現行の改札横に新たに南北自由トンネルを設置してほしい。

町の考え方
JR山崎駅は、町として橋上化を含めた整備案を検討中です。

意見の概要
阪急バスと京阪シティバスは一年以内にノンステップバスを一台ずつ導入してほしい。

町の考え方
町内におけるバス利用者数は近年、減少傾向にあります。
そうした中で「一年以内」というのは現状では困難であると認識しており、本基本構想素案においても「低床バス」の導入について、各社のバス車両更新に合わせた中で「中長期」的に対応することとしております。
そのうえで、ご要望も踏まえ、できる限り早期に導入が図られるよう事業者と協議して参りたいと思います。

意見の概要
基本構想作成後も協議会を続けていき、まちづくりの相談受付機能を担ってほしい。

町の考え方
「大山崎町バリアフリー協議会」につきましては、今後も恒常的に設置することとしております。
なお、まちづくりの相談受付機能につきましては、窓口を町役場内に設けたうえ、適宜協議会と連携し、大山崎町におけるバリアフリーの取り組みを進めて参りたいと考えております。


2.意見の概要
56ページの、「橋上化を含め、駅舎の整備手法について大山崎町としての案を策定中であり、案がまとまり次第事業者と協議を開始するものとします」との2行は、このままでは、大きな禍を町にもたらす事になるので、削除すべきです。
代わりに、「事業者(JR西日本)は、改札から地下道に入り、左にホームに上がる階段の在る、その右側に、斜路を設置して、ホームへ車いすで上がれる様にする案、もしくは同じ位置でエレベーターを設置する案のいずれが、安い工事費で出来るかを検討し、大山崎町と協議を開始するものとする。」との文言を入れていただきたい。
JRが同意されなければ、整備方針が空白になることもやむを得ない。
いまの2行がそのまま入るよりは、町にとって、まだましである。

町の考え方
JR山崎駅の整備につきましては、大山崎町として過去より駅舎の橋上化を西日本旅客鉄道株式会社に要望してきたところです。
これは、橋上化により駅舎南北を歩行者が自由に行き来できる自由通路を設置することで、駅舎北東部に位置する宝寺踏切における歩行者と車両との分離を図り、住民の皆様の利便性の向上と宝寺踏切の安全性を確保するための対策として非常に重要なものであると考えております。
このJR山崎駅の整備につきましては、まず、町が主体的にどのような方針を持って当たるのか、を明確にしたうえで、費用負担の問題も含めて、西日本旅客鉄道株式会社と協議するものであります。

公開方法2(町民懇話会)における意見交換

3.意見の概要

本日この会議に参加するにあたって、5日前に阪急高槻市駅に阪急大山崎駅で降車するため、階段での介助(車いすの移動)をお願いしたいと連絡した。 その際、高槻市駅からは、駅員が少ないため、介助者2名を自分で用意して欲しいとの返事であった。 しかし、介助費用のことなどを考えると現実的に2名にお願いすることは困難である。

町の考え方

ご意見として各事業者にお伝えさせていただきます。

意見の概要

この件については、後日、高槻市駅から電話があり、謝っていただいたうえ、今後は気軽にお声かけくださいとお返事いただき、大変嬉しく思っている。 一方、JRの場合は、駅構内に、車いすの介助が必要な場合には、2日前までにご連絡くださいとの旨が示されているが、以前、2日前以上前から階段介助をお願いした場合でも、2人の介助者を利用者が準備する必要があった。 今後は、このようなことがないように、役場からもお願いしていただきたい。

町の考え方

ご意見として各事業者にお伝えさせていただきます。

4.意見の概要

心のバリアフリーの実践について、大変よい取り組みだとは思うのだが、今までのように単なるPRや啓発活動だけではすまない問題ではないかと思う。 町民ひとりひとりの心のあり方の問題が重要で、町としてそういう観点で一歩踏み込んだ取り組みについて、何か考えがあるのか

町の考え方

心のバリアフリー化における町としての取組みは、基本構想素案68ページでお示ししているように心のバリアフリー推進に向けた具体的な取組み方針として3つの施策を記載しています。 その中でもやはり重要になるのは町民意識の高揚を図るための啓発活動であると考えておりますので、バリアフリー基本構想が策定された際には、広報誌等により、重点的に町民の皆さまにバリアの実態等を周知していきたいと考えております。

5. 意見の概要

民間建築物の件で、歯科や診療所などでもバリアフリー化していただきたいところもあり、例えば、この階段は嫌だなといったことがある。 民間の建築物で積極的にバリアフリー化をしていくというのは難しいとは察するのだが、ご指導いただければありがたい。

町の考え方

民間建築物においても、建物の用途により異なりますが、法令により一定規模以上の新築又は改築にあたっては、バリアフリー化の義務付けがなされています。 なお、面積要件に満たない建築物においては、努力義務とされており、また、既に建築されている建築物についても同様に努力義務とされていることから、町として強制的にバリアフリー化義務付けることはできませんが、本基本構想の進捗などに合わせて、特に不特定多数の人や高齢者、障害者等の皆さんが頻繁に利用される施設については、バリアフリー化が図られるように働きかけて参ります。

6. 意見の概要

大阪府の条例では、コンビニもバリアフリー化の対象としている。 京都府でも対象となっていなければ、対象とするよう検討していただけるとありがたい。

町の考え方

京都府福祉のまちづくり条例においても、バリアフリー化の義務対象となる「特定まちづくり施設」としてコンビニエンスストアが対象とされております。

7. 意見の概要

自転車の扱いについて、自転車が歩道を走ると、歩行者から見れば迷惑な存在であるが、自動車から見れば弱者でもあり、怖い思いをしながら乗っている人もいる。 道路の側溝部の凸凹などで自転車がまっすぐ走れない場所では、歩道を走らざるを得ない場合が多いのが現実である。 歩行者に対する自転車というのは、加害者的な側面がある一方で、車に対しての自転車は被害者的な面もあり、そういう人たちも安心して暮らせる、「ユニバーサルデザイン」の視点が重要であると思う。

町の考え方

近年、自転車事故が増加するなど、その通行マナーが叫ばれ、一方では、そもそも自転車が通行すべき場所が不明確との世論があることから、本町においても、ご指摘のとおり自転車通行の安全確保について、対策が必要であると認識しております。 ただし、バリアフリー新法に基づき策定する本基本構想で、道路に関するバリアフリー化は徒歩移動を対象としておりますので、自転車に対して特別な整備を図るものではありません。 しかし、本町における歩行者及び自転車等の通行の実状を鑑みれば、自転車が歩行者に配慮した通行を行うことや、自動車の運転手が自転車と歩行者に配慮した運転を行うことについては、基本構想の心のバリアフリーに関することと考えられるため、9章において追記して参ります。 なお、今後の具体の整備に当たっては、ご指摘の「ユニバーサルデザイン」の視点にも十分配慮のうえ事業が実施されるよう道路管理者と協議して参ります。 また、それと合わせて、自転車の通行マナーについて、町民への啓発に努めて参ります。

意見の概要

トイレに関する表現が、「多機能トイレ」、「オストメイトに対応した多機能トイレ」、といったように、多数あるため混乱を招く可能性がある。 表現等の整理を行っていただきたい。

町の考え方

表現を整理したうえ、用語集においてどのようなトイレを指すのか説明を付加いたします。

8. 意見の概要

駅舎等の特定事業計画が作成される際にも、意見交換会等の機会を設けてほしい。

町の考え方

本基本構想の策定後、各施設設置管理者が基本構想に沿って特定事業計画を作成するものであることから、基本構想の終了後も継続した取り組みを行っていくなかで、各施設設置管理者等と意見交換会等の場を設けるよう努めて参ります。

9. 意見の概要

基本構想素案P1において、「2015 年には国民の4人に1人が65歳以上となる本格的な高齢社会を迎えることが予測されています」と記載されているのだが、私は3人に1人となるのではないかと思っている。 この予測は正しいのかどうか確認したい。

町の考え方

国立社会保障・人口問題研究所が平成18年12月に行った推計で、2015年時点における将来人口の高齢化率は26.9%となっており、概ね4人に1人との見解になっております。 一方、同じく同研究所が平成15年に推計した市町村別の推計によると、本町における2015年の高齢化率は、28.4%となっています。

意見の概要

公衆電話の問題について言及したい。 携帯電話はまだ高齢者には多く普及していないと考えているが、近年、公衆電話が減っており、高齢者は非常に不便な思いをしている。 この問題はNTTも含めて検討していただき、廃止が進まないよう維持していただきたい。

町の考え方

公衆電話については、今回の基本構想におけるバリアフリーの対象とはなっておりませんので、別途対応について検討して参ります。

10. 意見の概要

タウンウォッチングや懇話会での意見を聴いていると、我々のような移動に支障のない高齢者よりも、障害のある方々の大変さを実感した。

町の考え方

今回の基本構想策定に当たりましては、高齢者や障害者の方をはじめ、学識経験者や関係各事業者なども参画した「大山崎町バリアフリー協議会」を設置し、検討を行っています。 また、協議会関係者のみならず広く町民の皆さんにもご参加をいただき、実際に現場でバリア(障壁)の有無やその程度などを確認し、その改善策を検討するためのタウンウォッチング(まち歩き)も実施いたしました。 こうした取り組みは、現在、町が進めております、「住民参画・協働のまちづくり」を具体化するものであると考えております。 今回の基本構想素案では、本町のバリアフリー化の理念を「みんながいきいきと暮らし続けることができる やさしいまち おおやまざき」としています。 すなわち、高齢者や障害者の方々だけでなく、あらゆる人にとってバリア(障壁)のない快適な地域社会づくりを目指すものです。 ご指摘のとおり、今回の一連の取り組みを通じて、改めて日常生活においてさまざまなバリア(障壁)を感じておられる方々のご意見を多数拝聴して参りましたが、基本構想策定後は、そこに掲げた内容を着実に実施することにより、理念の実現を図って参りたいと考えております。

11. 意見の概要

中央公民館、保健センターでは小さい子供さんが利用することも多いため、女子トイレに男児用の小便器を設置してほしいという意見を出させていただいたが、今回の構想では設置されないのか。

町の考え方

既設のトイレに新たに便器等を設置するには、空間上の制約があり、トイレの構造を見直す必要なども生じます。 そのため、男女共同で利用できる障害者用トイレをどなたでも使える多機能トイレと明示し、お子様の付き添いでご利用いただけるようして参ります。

12. 意見の概要

大山崎町のハード面とソフト面のバリアの多さに、どういうところから取り組んでいかれ、いつまでにバリアフリー化が実現されるのかと疑問に思いました。

町の考え方

今回の基本構想策定に当たりましては、アンケートやタウンウォッチング(まち歩き)を実施し、非常に多数の意見を頂きました。 そこで、構想素案第8章では、タウンウォッチング等でのご意見を踏まえて、整備目標を定め「短期」、「中期」、「長期」の区分で取り組み時期をある程度明確に示しております。 また、ソフト面についての取り組みでは、第9章において、「(3)心のバリアフリー推進に向けた具体的な取り組み方針」をまとめています。 さらに、取り組み時期に関して、平成22年までを重点推進期間としており、町民意識の高揚等について積極的に取り組むこととしております。 なお、第9章においては、「町全域におけるバリアフリー化への取り組み」として、重点整備地区だけでなく町全域のバリアフリー化の必要性を明確にしたうえで、生活関連経路以外の道路や生活関連施設以外の町建築物などについてもバリアフリー化に努めることとしております。

意見の概要

今回のバリアフリーの基本構想では、役場から南の地区を考えられているようですが、その地区だけでなく、役場から北の円明寺地区も改修・改善がすぐできるところ(溝蓋の格子が広いものの改善など)はしていただき、町民の安全・安心を実現してくださるように、どうぞよろしくお願いいたします。

町の考え方

円明寺地区の西国街道については、本基本構想策定に係るアンケート調査等でも多数の意見をいただいた道路であり、その課題性は十分認識しております。 しかし、同地区周辺の長岡京市域において、阪急新駅設置に向けた検討が進められており、また、京都第二外環状道路及び側道についても平成24年度の完成を目指し事業が進められています。 これらの事業の実現は本町周辺の交通形態が大きく変化する可能性があることから、それらを見極めながら整備の方向性について検討することとし、今回の素案においては役場北側の円明寺地区については、重点整備地区に含めないこととしております。 そのうえで、構想素案第9章においては、「町全域におけるバリアフリー化への取り組み」として、重点整備地区外の道路についても維持修繕時や改築時にバリアフリー化に努めることとしており、また、「社会情勢変化への柔軟な対応」としては、将来的な構想の見直しも視野に入れた取り組みを進めることとしております。 なお、ご指摘いただきました溝蓋の格子の改善などの措置については、道路管理者と協議して参ります。

13. 意見の概要

府道西京高槻線においては、歩道の傾斜や車道との高低差が大きくなっているので、改修をする場合は、阪急大山崎駅付近の新幹線ガード下のような歩道(ブロックで仕切るだけ)にして欲しい。

町の考え方

基本構想素案P62において、生活関連経路のバリアフリー化に係る「基本的な考え方」と「整備方針」を示しています。 この整備方針の「歩道等の高さ」の項目においては、『車道等に対する歩道等の高さは5センチメートルを標準とし、バス停留所及び宅地への車両乗入部を考慮して定める』としています。 そのため、歩道のバリアフリー化を図る際には、周辺の宅地と歩道との高低差の状況に応じて整備が図られるものでありますが、車道と歩道の高低差が小さく、傾斜も緩和された歩道整備が実現されるよう、道路管理者と協議して参ります。

意見の概要

阪急大山崎駅の周辺の駐車違反をなくして歩きやすくして欲しい。

町の考え方

生活関連経路の整備方針の項目において、向日町警察署による違法駐車取締り等に関する記述を公安委員会の整備方針として追記して参ります。

意見の概要

中央公民館のエレベーターの設置など、長期計画となっているところであっても、利用者の多い施設はできるだけ早く実現できるようにしていただきたい。

町の考え方

利用者の多い施設は、できる限りのバリアフリー化に取り組んで行くよう整備方針を作成しております。 しかし、既存の建築物におけるエレベーターの設置には、大規模な構造の変更などを伴う可能性が高く、耐震化の面等を含めた慎重な検討が必要となることから、長期的な取り組みとしております。

意見の概要

無灯火自転車がスピードを出して歩道を走行しないようにして欲しい。

町の考え方

基本構想素案P69の「心のバリアフリーが実践されるよう、協力を呼びかけます」の項においても、通行マナーの意識啓発を強化する等の追記をして参ります。

この記事に関するお問い合わせ先

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更新日:2017年03月07日