町長短信 えがおあふれるまちに 平成28年12月号

凛として

今年は金木犀も木枯らし一号も少しゆっくりだと思っていたら、気が付けば師走となり、早くも任期の折り返しを迎えました。

この二年を振り返ったとき、率直に感じることは、「孤独」という言葉に尽きるのかもしれません。民意により町長職を託された私にとって、自らの信念のみに固執するのではなく、可能な限り多くの皆さんの意見を聴き、議論を繰り返す中では、それぞれの立場からの多様な考えが溢れており、その是非はともかく、一人ひとり、一つひとつの思いは尊重されるべきと考えています。
しかし、それ故に迷いを生む場面も多く、改めて自らの職責の重さに戸惑うことも珍しくはありません。気分転換も兼ねて役場の若手職員と談笑を、と思えば、小姑のような口うるさい幹部職員に諌められ…

この2年間で「先送り」という悪しき慣習にメスを入れ、言わば、荒地を耕し、撒ける種は数多く撒き続けました。自らの若さを生かし、スピード感を持った行動により積年の課題解消を図るとともに、将来を見据えた手を他に先んじて打っていく―しかし、それは、一方では「拙速」「乱暴」という評価に繋がっているのかもしれません。

来る新年は、この大山崎町が誕生して50年のメモリアル・イヤーです。
凛とした冬の空気に触れ、半世紀に渡り先人が築いてこられた歴史を想像したとき、さらに下へ下へと強く大きな根を張ることの大切さを感じずにはいられません。
孤独も迷いも振り払い、凛として、引き続き、全身全霊を傾けて町政運営に取り組んで参ります。

これから年末に向けて、慌ただしさと賑やかさが増し、寒さも厳しくなってきます。どうぞお体にはご自愛のうえ、健やかな新年をお迎えください。

 

大山崎町長 山本 圭一

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更新日:2016年12月01日