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大山崎町消防団団長
平井 章司さん
団員の皆さんは普段別の仕事をされています。
休日くらいゆっくりしたいと思うのが普通でしょうが、出動がかかった時はもちろん、
訓練への参加など、本当によくやってくれてますよ。


PROFILE
ひらい・しょうじ   54歳
下植野代理分在住
趣味:特になし
座右の銘:思いやりを大切に

■質問に対する回答
(1)天王山 (2)天下分け目の合戦 (3)狭い町 (4)子どもが生まれたときのこと 
(5)「努力」
 

 

休日も早朝からの訓練に集まります
 

  消防団員は現在108名で、3つの分団に分かれています。各分団が保有するポンプ車や積載車などの定期的な機関点検や、消防訓練、年末の警戒パトロールなどの決められた活動のほか、大規模な災害が発生した時には、消防からの要請を受けて現場に出動することもあります。私が団長に就任した平成16年4月以降、幸いにも出動を要請されたことはありませんが、地震などはいつどこで発生するかわかりません。常に災害に備えておくことが大切です。
  私が消防団に入団したのは18歳のとき。下植野地区では、基本的に18歳になったら消防団に入ることになっていましたので、当然のことと考えて入団しました。でも、いざ入団すると、平日は仕事で休みの日は消防団。家族とゆっくり過ごす時間をあまり持てずに、子どもに「また出かけるの?」と言われることもよくありましたね。そのかわり、消防団員同士の交流を通じて、地域に知り合いが増えたのは良かったです。
  火災で出動したことが何回かあるんですが、これが結構大変なんです。鎮火した後も、くすぶっていた火が再び燃え出さないように、消防団員が夜の間ずっと火の番をしないといけないんです。一晩中火の番をして、次の日朝から出勤するというのは、相当しんどいもんですよ。
  町の安全な生活環境を守るため、これからもできる限り力になりたいと思います。そして、災害のない、静かで暮らしやすい町として今後も発展していってほしいですね。

 
 
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