令和2年10月21日京都新聞社朝刊記事に対する抗議文について

標記の件について以下の通り抗議文を送付しました。


 

株式会社京都新聞社 代表取締役社長 山内康敬 様

 

貴社令和2年10月21日朝刊記事について

拝啓

 紅葉の候、貴社におかれましては益々ご繁栄のこととお喜び申し上げます。

 平素は、本町政の推進に格別のご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。

 さて、標記のことにつきまして、11面に掲載の洛西総局 梶原蓮菜 記者執筆の記事(取材ノートから)におきまして、私に対する取材に際し、私が発言した事実のない事項(「少数与党だから反対は続く。次の選挙まで進まないと思う」)が掲載され、かつ、その事実でない事項に対して複数の批判がなされております。

 私は、そもそも「少数与党」であるとの認識は持っておりません。まして、「次の選挙まで進まない」との見解は論外であります。

 私の正確な認識として、「少数与党」ということについては、議員定数(12名)の半数(6名)が私の政策を支持し、ともに政策を推進する同士(与党)であり、これを「少数」とは客観的にも言えるものではありません。

 「次の選挙まで進まない」ということについても、仮にそうであるならば、この間、いわゆる対立状態にある案件(学校給食問題など)について、繰り返し議会に提案することなどあり得ず、私は常に住民福祉の増進に向けて議会にご理解を求めているところであります。

 今回の貴社の記事は、私のそうした認識、事実とは大きく異なる事項を掲載されたものであり、それにより、本町住民に誤った認識を植え付ける印象操作、偏向報道にほかならず、到底看過できるものではありません。

 当然、憲法で保障された言論・出版・表現の自由は尊重されなければなりません。

 しかし、報道機関として公正中立ではない、ましてや事実でない記事を掲載されることは甚だ遺憾であります。

 今回の事象については、私としてもあらゆる手段を講じ問題提起するとともに、事実を明らかにする考えでありますが、貴社におかれましても、私のこの問題提起を真摯に受け止め、取材姿勢を改めるなど適切にご対応いただくことを切に願うものであります。

敬具

令和2年10月21日  大山崎町長 前川 光

 

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更新日:2020年10月23日