妙喜庵

妙喜庵

(Myokian)

当庵には国宝の茶室待庵があり、俳諧の祖、室町時代後期に山崎宗鑑が庵を結んだ跡を東福寺の春嶽禅師が寺に改めました。

天正10(1582)年6月13日に勃発した山崎合戦で勝利した羽柴秀吉は天王山一帯に城を築き諸大名を集め茶聖千利休も大阪から呼び寄せ住まわせました。

利休屋敷に設けられた小間の茶室は後、親交のあった妙喜庵功叔士紡に譲られ当庵に伝わることになったと考えられます。

数寄屋作りの原点と言われ最初ににじり口が設けられた茶室と言われます。

千利休が唯一残した茶室であるといわれ、細部に利休の非凡さがうかがえる国宝建造物中極小の建物です。

拝観は、希望日の1カ月前までに、往復はがきによる予約申し込みが必要です。お子様はご遠慮ください。

〒618-0071 大山崎町字大山崎小字龍光56番地

待庵

待庵

書院。右側が待庵

書院。右側が待庵

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更新日:2017年02月27日