大山崎町所在の指定・登録文化財

かけがえのない文化財を未来に伝えるために。

 大山崎町には、国指定文化財16件(国宝1、重要文化財13、史跡2)、国登録有形文化財13件、京都府指定文化財2件、京都府登録文化財1件、町指定文化財6件、計38件の指定・登録文化財があります。

 以下、これらの一部をご紹介いたします。なお、指定・登録文化財の一覧につきましては、末尾にある添付ファイルをご参照ください。

 自玉手祭来酒解神社は天王山頂近くに位置します。国の重要文化財である「神輿庫」は、現存する板倉形式としては奈良の正倉院正倉中倉に次いでわが国で2番目に古いものです。 近年、行われた年輪年代調査により鎌倉時代初頭の建築年代が報告され、本神輿庫の建築史上における位置が明らかになったと注目されました。また、本町所在の指定文化財(建造物)では宝積寺石塔(九重層塔)とならび、鎌倉時代にさかのぼるものです。

 「本殿」は江戸時代後期の再建で、五間社流造の大型社殿です。特に欄間や蟇股の彫刻は勇壮で、その文化財価値を認められ、平成22年12月に国の有形文化財に登録されました。

自玉手祭来酒解神社 神輿庫

自玉手祭来酒解神社 神輿庫

自玉手祭来酒解神社 本殿

自玉手祭来酒解神社 本殿

 天王山麓に所在する宝積寺は真言宗の古刹(こさつ)で、多くの国指定文化財を所蔵しています。羽柴秀吉が天下分け目の天王山、山崎合戦に勝利し、山崎城を築いた後に建立したとされる「三重塔」を始め、本尊である「十一面観音立像」「閻魔王」以下5体の冥官群像や「金剛力士像」など、迫力ある鎌倉彫刻の優品を見ることができます。

宝積寺 三重塔

宝積寺 三重塔

 宝積寺からJR山崎駅に行く道中には大念寺があり、所蔵されている「木造阿弥陀如来立像」(拝観要予約)は、国の重要文化財に指定され、鎌倉時代の優品として高い評価を得ています。

 麓の妙喜庵には、千利休ゆかりの国宝「待庵」(拝観要予約)があります。 また、阪急電車大山崎駅近くにある大山崎町歴史資料館では、待庵の実物大復元作品を常設展示しています。  

国宝 妙喜庵茶室「待庵」

国宝 妙喜庵茶室「待庵」

西国街道に面して位置する離宮八幡宮には、国の重要文化財に指定されている『大山崎離宮八幡宮文書』があり、 大山崎の繁栄と激動の歴史を記す貴重なものです。また、本殿・拝殿・高天宮神社・中門・手水所・透塀が、平成25年12月24日、国の有形文化財として登録されました。

 現在、府民公園とアサヒビール大山崎山荘美術館として公開されている「大山崎山荘」は、国の登録有形文化財になっています。実業家、加賀正太郎氏の別荘として大正~昭和初期にかけて建てられたもので、設計には加賀正太郎氏が自ら携わったとされます。

 中心を成す本館の外観は、ハーフティンバー構造の民家の形式を採用。しかし、室内はジャコビアン様式を基調としながら、和・洋・中の装飾モチーフがちりばめられ、アマチュア建築家の奔放な発想を生かした魅力があますところなく発揮されたものといえます。

アサヒビール大山崎山荘美術館 本館

アサヒビール大山崎山荘美術館 本館

大山崎町の指定・登録文化財一覧

この記事に関するお問い合わせ先

歴史資料館

〒618-0071
京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字竜光3番地
電話番号:(075)952-6288 ファックス:(075)952-6289
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更新日:2017年08月30日