生理の貧困をなくすために正しい知識を知ろう
近年、「生理の貧困」という言葉が社会的課題として注目されています。
これは、経済的な理由や環境の問題により、生理用品を十分に入手できなかったり、生理について相談できず困難を抱えたりする状況を指します。生理は誰にでも起こる自然な体の仕組みです。
正しい知識を持ち、必要な支援につなげることが、生理の貧困解消につながります。
生理とは
生理(月経)は、妊娠に備えて子宮内膜がつくられ、妊娠しなかった場合に体外へ排出される自然な現象です。
多くの人はおよそ25〜38日周期で起こり、3〜7日程度続きます。
よくある症状
・腹痛、腰痛
・頭痛、吐き気
・だるさ、眠気
・気分の落ち込みやイライラ
個人差はありますが、上記のような症状が見られることがあります。
これらは我慢すべきものではなく、適切な休養や医療機関への相談が大切です。
生理に関する困りごとと「生理の貧困」
生理の貧困には、次のような問題が含まれます。
・生理用品を購入できない
・必要な量を使えず長時間交換できない
・生理について相談できる相手がいない
・学校や職場を休まざるを得ない
これにより、健康への影響や学業・仕事の継続が困難になるケースもあります。
生理の貧困は、個人の問題ではなく社会全体で支えるべき課題です。
生理休暇とは
労働基準法第68条により、生理により就業が著しく困難な女性は、事業主に対して休暇を請求することができます。事業主は、その請求を拒むことはできません。
主なポイント
・生理による体調不良時に取得可能
・取得日数や賃金の支払いは職場ごとの規定による
・診断書の提出は原則不要(職場規則による)
安心して利用するために
生理休暇は法律で認められた権利です。
体調がつらいときは無理をせず、制度を活用しましょう。
また、職場全体で生理への理解を深めることが、働きやすい環境づくりにつながります。
生理の貧困をなくすために私たちができること
個人として
・生理について正しい知識を持つ
・偏見や恥ずかしさをなくす
・困っている人に寄り添う
社会として
・生理用品の無償配布や支援の充実
・学校や職場での理解促進
更新日:2026年02月03日













