
バラ栽培農家
石田 孝雄さん |
バラは、大山崎町の特産品の一つなんですよ。これからも他の産地に
負けないように良いものを作っていきたいですね。
自分のハウスで育てたバラは、皆かわいいものですよ。
PROFILE
いしだ・たかお 49歳
円明寺山伏在住
趣味:テレビのスポーツ観戦
座右の銘:ピンチの後にはチャンスあり
■質問に対する回答
(1)大山崎の昔のおいしかった水 (2)天王山 (3)小さい町 (4)大阪万博
(5)辛抱すれば必ず良いことがある |
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愛情をこめてバラの育成を確かめます
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16年前に結婚して、大山崎町へ来ました。同時に、妻の亡くなった父親が営んでいた家業であるバラ作りを継いだんですよ。それまではサラリーマンだったので、自分にとっては全く未知の世界でした。この土地の生活習慣とか、風習とか、全てがね。
最初はもっと楽かなと思っていましたが、実際やってみると全然違いましたね。バラは生きています。お盆や正月といっても、休みはありません。ずっと仕事があります。手をかけてやるとそれだけ良いものを出荷できるわけです。花は見た目の美しさはもちろんですが、その咲き具合とか、持ちの良さが問われます。温度や湿度の管理、病害虫の防止などには常に気を付けています。バラ作りの農家では、夏・冬の時期は休むところも多いみたいですが、出荷量の少ない時期でも需要はありますしね。うちは休みなしで頑張っています。ローテローゼ、ティネケといったスタンダードな一輪ものから、スプレータイプといって1本の茎からいくつもの花をつけるマカレナ、キングといった種類まで、約15品種を栽培しています。
この仕事は、市場や花屋さんとの信頼関係が第一ですわ。やはり安定した出荷をしているとお店からも信頼されます。品質の悪いものは出荷できませんよ。バラは、花の代名詞にもなっているぐらいですしね。ボリューム感のある立派な花が出荷できたときは、そりゃあ充実感があります。これからも精一杯頑張っていきたいと思っています。
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