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40 interviews
シルバー人材センター会員
「環境美化推進員」
稲垣 寛さん
身体を動かすことができるという点では本当に楽しい仕事です。
腕章をはめて歩くので、防犯面でも子どもたちの見守りに
一役買っているんじゃないかと思います。
PROFILE
いながき・ひろし 70歳
円明寺西法寺在住
趣味:
ゴルフ
座右の銘:
誠実
■質問に対する回答
(1)天王山、美術館 (2)豊臣秀吉、明智光秀 (3)静かな町
(4)この町に引っ越してきたとき、とても静かで穏やかな町だったこと
(5)志を大きく持って素直に成長してほしい
地道な活動で、ゴミは減ってきました
シルバー人材センターでの仕事は、これが2つ目です。以前は、駅前の駐車場の管理人をしていましたが、駐車場が無人化されたので仕事がなくなり、それから半年ほどして環境美化推進員の仕事に就きました。
大山崎町を大きく3つの地域に分け、さらに地域毎に3つずつのコースを設定して歩いています。週に3日、月、水、金の仕事です。2時間ほどで、一つのコースを2人1組で回ります。途中で休憩をとりますので、そんなにきつい仕事ではないですが、やはり夏の暑さには気をつけています。水分の補給は欠かせませんよ。
不法投棄やポイ捨ては、以前に比べると少なくなってきましたね。皆さんの意識が向上してきたからだと思いますよ。
仕事の途中、住民の皆さんとすれ違うと、無言で会釈をしてくれる人もいますし、中には「暑いのにご苦労さんです」と声をかけてくれる人もいます。嬉しいもので、疲れも吹き飛んでしまいます。小学生の子どもたちも「おっちゃん、ありがとう」などと声をかけてくれるときもあるんですよ。
仕事を離れて、よその町を歩いているときも、つい道路に落ちているゴミに目が行ってしまうこともありますね。ついつい、大山崎町と比べてしまうんですわ。
目立つゴミといえば、犬のフンを入れた袋や空き缶、タバコの吸殻など。私もこの仕事をするようになってから、携帯用の吸殻入れを持ち歩くようになりました。皆が思いを一つにして、もっときれいな町にしていけたら良いですね。