大山崎町歴史資料館の常設展示案内

館内図

常設展示案内

 大山崎。それは天王山が淀川へ最もせり出した場所を意味します。その自然の関門ともいうべき地形から、日本の東と西を結ぶ交通の要衝として古代以来発展してきました。

 当歴史資料館の常設展では、これまで歩んできた歴史的特色を踏まえ、7つのコーナーを設けて町の歩みを紹介しています。

 まず、エントランスルームでは、年表、文化財地図パネル等で町の歴史概観ができます。こちらでは最近新たに 豊臣秀吉所用の≪馬藺後立一ノ谷形兜≫(複製)を展示しております。

 そして竹林のプロムナードをぬけると、そこには大山崎の名水にちなむ井戸ビジョンがあり、映像で各時代の特色ある文化・歴史を紹介し、次のコーナーへの興味を高めます。

 展示室は5つのコーナーに分かれ、古代コーナー、中世コーナー、山崎合戦と待庵・利休のコーナー、近世コーナーという構成になっています。

 各コーナーとも実物展示のほか、解説ビデオやイラスト、模型や複製などを用いて、楽しみながら歴史学習ができるように心がけた展示となっています。

 天王山、淀川とともに生きる大山崎町の歴史を存分にお楽しみください。

山崎津の模型

古代コーナー

古代大山崎は交通の要所としてとても重要な役割を果たしていたと考えられております。こちらのコーナーでは当時の「山崎津の周辺」の模型図を展示。

その他、大山崎町内の発掘調査で得られた出土遺物、瓦窯跡から出土された複弁蓮華文軒丸瓦を中心に展示しております。

中世コーナー

古代から京都を中心に流通が栄え、この頃「大山崎惣中」という住民組織が確立。この組織は近世にも登場します。

山水が美しく清らかな土地である大山崎は文化人が数多く訪れています。立体映像(ファンタビュー)を使用して古文書をわかりやすく説明しております。

 

近世コーナー

千利休ゆかりの茶室「待庵」を当時に近い形で複製しました。中に入ることはできませんが、じっくりとご覧いただけます。また、山崎の合戦羽柴秀吉・明智光秀の動向を中心に映像で解説します。

※ なお、古代/中世 コーナーにつきましては、特別展示や・企画展の際には展示物が変更となる場合がございますのでご了承くださいませ。

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この記事に関するお問い合わせ先

大山崎町歴史資料館

〒618-0071
京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字竜光3番地
電話番号:(075)952-6288 ファックス:(075)952-6289
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更新日:2019年07月29日